【絶景&野生動物たくさん!】コロラド州ロッキーマウンテン国立公園

July 4thの連休はコロラド州を旅行してきました。

新規訪問州はコロラド州だけでしたが、通算で44州制覇することができました。

今回の記事では、旅行のハイライトだったロッキーマウンテン国立公園を紹介します。

1泊2日だけの滞在でしたが、イエローストーンやグランドキャニオンに匹敵するぐらいおすすめできる国立公園です。

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ロッキーマウンテン国立公園

ロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)は、コロラド州中央部に位置しており、州都デンバーからは車で1~2時間程度です。

名前の通り、ロッキー山脈の中に位置しており、美しい山々の景色や様々な野生動物(植物も)を見ることができます。

観光の拠点となる町は東側のエステスパーク(Estes Park)と西側のグランドレイク(Grand Lake)です。

高山ツンドラのエリアではマーモットをよく見かけました

国立公園なので年間パス(America The Beautiful Pass)も使用可能です。

が、2022年7月現在はTimed-entry Permit Systemという入場制限が実施されており、年間パスを持っていても、以下の時間帯は別途入場チケットの予約(2ドル)が必須となっています。

  • ベアレイクに行く場合:朝5時から夕方6時まではチケット予約が必須
  • ベアレイク以外に行く場合:朝9時から夕方3時まではチケット予約が必須

私たちは1日目にベアレイクに入場可能なチケット(夕方4時から6時)、2日目にベアレイク以外に入場可能なチケット(午後1時から3時)を事前予約しました。

2日目は朝9時以前に入場できたため、結局2日目の入場チケットは無駄になりましたが、2ドルなのであまり気になりませんでした。

ベアレイク

立派なエルクがいました

ベアレイク(Bear Lake)は、ロッキーマウンテン国立公園内にある多くの湖の1つです。

上記Timed-Entry Permit Systemでわざわざ個別に入場制限がかけられるほど人気のスポットです。

私たちが訪れた日のチケットは16時以前の時間帯は全て売り切れだったため、16時~18時のチケットを購入しました。

ロッキーマウンテン国立公園の入場ゲートを通過後に、ベアレイクに続くBear Lake Roadには別途ゲートがあります。

私たちは15時40分ぐらいにBear Lake Roadのゲートに着いたのですが、早すぎるとの理由でUターンさせられました。

近くの駐車スポットで時間を潰し、15時55分ぐらいに再度ゲートに行ったところ通過できました。

予約時間の5分前ぐらいにBear Lake Roadのゲートを目指すのが良いと思います。

雨だったことも影響しているかもしれませんが、ベアレイクは期待外れでした

Bear Lake Roadのゲートからベアレイクまでは約20分程度。

ベアレイクにも駐車場はありますが、道中の看板には「Full」と書かれており、Park&Rideに誘導されます。

しかし、私たちが訪れた16時過ぎはベアレイク方面から帰ってくる車に多くすれ違ったため、ベアレイクの駐車場まで車で行きました。

予想通り、駐車場は全くFullではなく、普通に車を停められました。

人気スポットとは言え、駐車場もそれなりに大きいので、朝早くや夕方遅くの時間帯はベアレイクの駐車場に空きがありそうでした。

ベアレイクではPark&Rideのバスを結構見かけました

ベアレイクでは、湖を1周できるトレイル(Bear Lake Trail)があります。

約1kmのトレイルはよく整備されており、写真を撮りながらゆっくり歩いても30分ぐらいでは1周できました。

確かに綺麗なのですが、オハイオの州立公園の湖でも同じような景色は見られそうかなというのが正直な感想です。

小雨の影響もあるかと思いますが、敢えて入場チケットを買ってまで来る価値は見出せませんでした。

何故ベアレイクがこんなに人気なのかは謎です。

こちらはFall River Entrance付近にあるシープレイク(Sheep Lakes)、ベアレイクより綺麗でした

トレイルリッジロード

Many Parks Curve Overlook

ベアレイクが期待外れに終わった一方で、非常に良かったのがトレイルリッジロード(Trail Ridge Road)です。

標高が3,000m以上もあり、アメリカで最も高い舗装道路として有名です。

特にMany Parks Curve Overlookからアルパインビジターセンターの辺りまでは絶景が続きます。

Forest Canyon Overlookでは、高山ツンドラ内のトレイルを歩きます

ガードレイルの無い箇所も多く、崖っぷちを走ることも多いので、運転中は注意が必要ですが、各スポットには駐車スペースもありゆっくりと景色を楽しむことも可能です。

おすすめの立ち寄りスポットは、Forest Canyon OverlookとRock Cut(Tundra Communities Trailhead)。

どちらも高山ツンドラと呼ばれる地形で、アルプスのような美しい風景が広がり、色とりどりの花やマーモットを見ることができました。

高山ツンドラは厳しい気候だと思うのですが、色とりどりの花が綺麗でした

標高が高いため、夏場でも雪が残っていました。

当然気温も低く(訪問時は約10℃)、風も強かったです。

訪問の際は、防寒対策が必要だと思います。

アルパインビジターセンター

私たちは朝7時過ぎにはエステスパークからロッキーマウンテン国立公園に入場し、東から西にトレイルリッジロードをドライブしました。

各種Overlookに立ち寄った後、アルパインビジターセンターに到着したのは9時前。

ビジターセンターはまだオープンしていませんでしたが、隣のカフェはオープンしていました。

アメリカの国立公園で最も標高の高いビジターセンター(約3,600m)なのですが、カフェの料金は非常に良心的でした。

味はともかく良心的な値段設定です

薄くてぬるいコーヒーを頂いた後は、ビジターセンター横のアルパインリッジトレイル(Alpine Ridge Trail)へ。

よく整備された短いトレイルですが、空気が薄いため登りはきつく感じました。

このトレイルから見る景色も絶景なので、上記のForest Canyon OverlookやRock Cut(Tundra Communities Trail)と同様おすすめのポイントです。

トレイルの途中からアルパインビジターセンターを見下ろす

トレイルから戻った後はビジターセンターへ。

ちゃんとしたお土産屋があり、トレイルリッジロード上の立ち寄りスポットよりも清潔なトイレもあります。

アルパインビジターセンターのインフォメーションスタッフにおすすめされたHolzwarth Historic Siteで引き返してエステスパークに戻りました。

その道中アルパインビジターセンター前を通ると、駐車場待ちの行列ができていたので、なるべく朝早い時間に訪れることをおすすめします。

ちなみに、Holzwarth Historic Siteは確かに綺麗なのですが、上述のForest Canyon、Rock Cut、Alpine Visitor Centerに比べると感動の度合いは薄れる気がします。

Holzwarth Historic Site付近も綺麗でした

エステスパーク

最後に私たちがロッキーマウンテン国立公園観光の拠点にしたエステスパークの紹介です。

想像していたよりも大きな町でマクドナルドやセーフウェイなどのチェーン店もあります。

ガソリンスタンドも観光地価格ではなく、デンバーの辺りとほとんど同じ料金でした。

Twin Owls Steakhouse

今回の旅行で圧倒的におすすめできるお店です。

エステスパークの中心部からはやや外れにあり、私たちが宿泊したDao Houseに行く途中で見つけました。

夕方5時過ぎと早い時間帯だったので、予約無しでも入れましたが、帰る頃には満席だったので予約した方がベターです。

私はリブアイステーキ(10oz)を、奥様はハウスサラダにローストチキンを追加して注文。

まずはリブアイステーキ。

一口食べてビックリ!

柔らかくて旨い!

アメリカのステーキハウスで食べたステーキで一番美味しかったと思います。

そしてハウスサラダとローストチキン。

こちらもヘルシーで美味しかったです。

観光地のレストランなので、あまり期待していなかったのですが、店の雰囲気も料理も感動レベルでした。

Smokin’ Dave’s BBQ & Brew

ポークリブ

2日目のランチで訪れました。

ロッキーマウンテン国立公園の入場口のすぐ近くにあります。

St. Louis Pork RibsとTexas Beef Brisketを注文しましたが、よくあるアメリカンバーベキューという感じでした。

チェーン店らしいのですが、観光地の真ん中という立地にも関わらず、ボリュームの割に安かったかと思います。

消化器官が疲れておらず、且つ空腹の時におすすめできるお店です。

ブリスケット

Dao House

私たちが宿泊したホテル(ロッジ)も一応紹介しておきます。

戦後間もない時期にできたロッジですが、2012年に中国人の現オーナーが買収したこともあり、ロッジの内装は怪しげなオリエンタルな雰囲気でした。

近隣のロッジよりも安く泊まれるのが最大の利点だと思います。

部屋の中は古いながらも、水回りも含めて日本人が辛うじて1泊できるクオリティが保たれており、フロント近くには酸素バーもありました。

WiFiが無く、携帯の電波も圏外だったのがマイナスポイントです。

松井証券
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