アラスカ州デナリ国立公園 その1(トランジットバス編)

今年の夏休みは1週間休みを取って、8泊9日でアラスカ州を旅行してきました。

デナリ国立公園は夏のアラスカ観光の定番の1つ。

私たちも2日間デナリ国立公園を訪れました。

今回の記事では、私たちが1日目に利用したトランジットバスについて紹介します。

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デナリ=マッキンリー

中央やや右の雪山がデナリ

デナリ(Denali)は北米大陸最高峰の山で、その標高は6,190.4mもあります。

昔はマッキンリー山(Mount McKinley)と呼ばれていましたが、2015年にオバマ大統領がデナリを正式な呼称とすることを決めました。

ちなみに、マッキンリー山の名前の由来となったのが、オハイオ州出身のウィリアム・マッキンリー(William McKinley)大統領です。

マッキンリー大統領について調べたところ、1901年に暗殺されてしまったようです(暗殺されたアメリカ大統領4人のうち3人目だそうです)。

その後を継いだのがニューディール政策で有名なルーズベルト大統領です。

デナリ国立公園

そのデナリを取り囲むように広がるのがデナリ国立公園(Denali National Park and Preserve)です。

アラスカの中央部に位置しており、フェアバンクスから約2時間、アンカレッジから約4時間の距離にあります。

ビジターセンター近くにはデナリ駅があるので、車の他にアラスカ鉄道でもアクセス可能です。

敷地面積は約24,000km²もあり、アメリカの国立公園で3番目に広い面積を持ちます。

日本で例えると、四国4県と山口県を足したぐらいの広さがあります。

ちなみに、同じアラスカにあるランゲル-セント・イライアス(Wrangell-St. Elias)国立公園がNo1、ゲーツ・オブ・ザ・アークティック(Gates of the Arctic)国立公園がNo2、カトマイ(Katmai)国立公園がNo4らしく、アメリカ国立公園の面積ベスト4をアラスカの国立公園が独占しています。

面積ダントツNo1の州だけあって、国立公園も相当広いです。

デナリ国立公園内へのアクセス

ビジターセンター

非常に広大な敷地を持つデナリ国立公園ですが、内部に車でアクセスできる道はDenali Roadだけです。

Denali Roadの全長は92マイル。

一般の車で走行可能なのは15マイル地点まで、以降は専用のバスでしか入場できません。

15マイル地点まででもデナリが見えるスポットがあり、野生動物を見ることも可能です。

一般車の入場が規制されている15マイル地点以降の方が、野生動物の遭遇確率が高くなるらしいです。

2024年夏まで43マイル地点までしか入場不可!

ビジターセンター内部の展示物

ここで1つ残念なニュース。

2022年8月現在、45マイル地点にあるPretty Rocksで発生した地滑りの影響で43マイル地点までしか入場できません。

公式サイトによると、復旧は2024年夏頃までかかる見込ということで、暫くは43マイル地点より先には行けません。

Denali Roadの後半にあるワンダーレイク(Wonder Lake)超しに望むデナリは美しいらしいのですが、暫くは不可能です。

最新の情報は公式サイトからチェックできます。

2種類のバス

トランジットバス

デナリ国立公園の15マイル地点より先まで行くには専用のバスに乗る必要があります。

バスのタイプは大きく2つに分かれます。

  • ツアーバス:運転手のガイド付き
  • トランジットバス:運転手のガイド無し

上述の通り、デナリ公園内の道はDenali Roadだけなので、どちらのバスも同じ道を通ります。

基本的に違うのは、ガイドの有無だけ。

ツアーバスは所要時間や走行距離によって料金は異なりますが、総じてトランジットバスよりも高めの値段設定となっています。

ちなみに、2022年は43マイル地点までしか入場できないこともあり、バスは全部で3種類のみでした。

  • Tundra Wilderness Tour(43マイル地点まで):$128
  • Denali Natural Hisotry Tour(17マイル地点まで):$104
  • East Fork Transit(43マイル地点まで):$30

日本人ならほとんどの人がそうすると思いますが、私たちもトランジットバスに即決しました。

バス乗り場

Denali Bus Depotでくめる水は予想に反して美味しくなかった…

トランジットバスはビジターセンターよりも手前にあるバス乗り場(Denali Bus Depot)から発車します。

Denali Bus Depotには駐車場も完備されています。

Denali Bus Depotでは、ネット予約しておいたバスのチケットを発券してもらいます。

入園料($15/人)も徴収されますが、国立公園年間パス(America The Beautiful Pass)を見せると無料です。

当日券もありましたが、時間帯によっては当日埋まっていたものもあるので、ネット予約しておくのが無難かと思います。

Denali Bus Depotには小さなギフトショップも併設されています。

トランジットバス

ランチの時間が無かったので、持参したお湯で作ったカップ麺をビジターセンターの駐車場で頂きました

私たちのトランジットバスは12時半に出発。

席は自由です。

乗り降りも自由です。

私たちを含めて半分以上の乗客は最初から最後まで同じバスに乗っていました。

窓は上の部分を開けられますが、窓の外にカメラなどを出すのは禁止です。

そんなにスピードは出ませんが、走行中に窓が開いていると夏でも寒かったです。

おすすめの席

窓の上部分は開けられます

9マイル地点ぐらいからデナリが見えるスポットが何か所かありました。

デナリを見られる確率は約30%らしいのですが、私たちは奇跡的に2日連続ではっきりと見ることができました(距離は遠かったですが)。

デナリの写真が撮りたかったら、行きは左側、帰りは右側の席がおすすめです。

デナリを撮影できるチャンスが多いだけでなく、見下ろす景色も多いので動物も(いれば)見やすいと思います。

トランジットバスなのにガイドあり?

風光明媚な場所では停車してくれます

トランジットバスにはガイドがつきません。

しかし、私たちの乗ったバスのドライバーはガイド経験者だったため、ツアーバスと同じようにガイドもしてくれました。

運が良かったのか、よくあることなのか不明ですが、少し得した気分でした。

所要時間は4.5時間

Teklanika Riverのトイレ

トランジットバスの所要時間は約4.5時間。

43マイル地点で折り返すので、往復86マイルほどですが、未舗装の道や曲がりくねった山道を通ります。

また、景色の良いスポットや野生動物がいた場合は停車するので、走行距離の割に所要時間は長めです。

トイレ休憩は30マイル地点のTeklanika Riverと折り返し地点である43マイル地点のEast Forkの2か所です。

1日目に出会えた野生動物

折り返し地点のEast Fork

運転手のガイドさんによると、グリズリーベア、ムース、カリブー、ドールシープなどの野生動物を見られる頻度は比較的高いとのこと。

もし見つけた場合はバスを停車するので、「STOP!」と叫んでほしいと言われます。

みんな美しい景色を楽しみながら、必死になって動物を探すのですが、昼間ということもあり、なかなか遭遇できません。

乗客A:「STOP!! BEAR!!」

(バス停車)

他の乗客:(みんな必死になって探す)

乗客A:「Sorry, it was a squirrel(リス)」

他の乗客:(失笑)

というやりとりが何度かありましたが、結局見つけられたのは遠くにいたカリブー数匹だけでした。

ということで、トランジットバスに限りませんが、動物目当ての場合は朝早い時間がおすすめです。

まとめ

デナリ国立公園のトランジットバスについて紹介しました。

2024年夏頃まで43マイル地点までしか行けないとのことですが、デナリ国立公園内の自然は雄大で、入場する価値はあると思います。

デナリ国立公園に旅行予定の方に参考にして頂ければ幸いです。

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