オハイオ駐在中に50州踏破!
この目標を達成すべく、最後に残った4州アーカンソー州、オクラホマ州、カンザス州、ミズーリ州を周ってきました。
観光の時間より運転の時間の方が長い弾丸旅行でしたが、なんとか50州踏破を達成してきました。
今回の記事では、その中で訪れたアーカンソー州ホットスプリングスを紹介します。
アメリカの温泉は2回目
昨年コロラド州のホット・サルファー・スプリングスでアメリカの温泉を初体験しました。
自分の中で「アメリカ」と「温泉」は対極にある、というかあまり結びつかないものだったので、アメリカに温泉が湧いているとは当時知りませんでした。
しかし、実際に行ってみると、日本ほど風情はありませんでしたが、お湯の質は良好で、良い意味で想像と違いました。
アメリカ最後のロードトリップ。
— コーギー (@corgi_1220) April 28, 2023
水曜の夕方からナッシュビルに移動して、今日はアーカンソー州ホットスプリングスまで来ました。
未訪問だった4州駆け足で周ります。
アーカンソー州ホットスプリングス
コロラドの温泉が思ったより良かったので、アメリカの別の温泉にも行ってみよう。
というよりは、
アメリカ50州全州制覇する為に、アーカンソー州へ行くのなら、温泉を目的地にしてみよう。
という感じでアメリカで2回目の温泉へ行ってきました。
その名もホットスプリングス(Hot Springs)!
地名が示している通り、ホットスプリングスには温泉が湧いており、国立公園にもなっています。
ホットスプリングスの歴史はアメリカにしては長く、古くから保養地として栄えていたそうです。
そして、20世紀前半はギャングが街を牛耳っていた為、ギャングの街としても知られており、関連の観光施設もあります。
また、ビル・クリントン大統領が幼少期を過ごしたことでも有名です。
バスハウス
ホットスプリングスの目抜き通りであるCentral Avenueには、バスハウスと呼ばれる入浴施設が並んでいる一画があります。
その名もバスハウス・ロウ(Bathhouse Row)。
とは言っても、現役で稼働しているのはクアパウ・バスハウス(Quapaw Bathhouse)とバックスタッフ・バスハウス(Buckstaff Bathhouse)の2軒だけ。
他のバスハウスは観光案内所や博物館などとして再利用されています。
私たちがホットスプリングスに到着したのは15時過ぎ。
現役で稼働しているバスハウスのうち、バックスタッフ・バスハウスの営業時間は15時までだったので不可。
ということで、18時まで営業しているクアパウ・バスハウスに行ってみました。
入浴料は$25/人+税金。
ロッカーとタオルは入浴料に含まれますが、浴室内で履くサンダルは別料金がかかるので、私たちは持ち込みました。
浴室内は水着とサンダル着用が必須です。
歴史ある建物ですが、メンテナンスが良いのか清潔でした。
お風呂は全部で4種類あります。
クアパウ・バスハウスのお湯はあまり温泉らしくなく、コロラド州のホット・サルファー・スプリングスの方が良好だったと思います。
それでもクアパウ・バスハウスのお湯は全体的にぬるめということもあり、ゆっくりとくつろぐことができました。
浴室内に売店がある他、水は無料で飲めます。
アーリントンホテル
ホットスプリングスには、アーリントンホテル(The Arlington Resort Hotel&Spa)という老舗のホテルがあります。
元々は1875年開業らしいのですが、初期の建物は火災で焼失してしまったので、現在の建物は1924年末から使用されているそうです。
建設から約100年も経っており、Google Mapの口コミもそんなによくありません。
他のホテルにするか迷ったのですが、値段も安かったのでアーリントンホテルに1泊しました。
実際に泊まった感想としては、ホテルの廊下や客室の水回りは確かに古さを感じましたが、客室は問題無かったと思います。
体がかゆくなったという口コミもありましたが、私たちは大丈夫でした。
駐車場が無料で、ホットスプリングスの中心部(バスハウス・ロウ)まで徒歩圏内というのはポイントが高いと思います。
Grateful Head Pizza Oven and Beer Garden
最後にホットスプリングスのレストランを紹介します。
私たちがホットスプリングスを訪れた時の天気は生憎の雨。
ただでさえ短い滞在時間でしたが、雨のせいで更に行動範囲は狭くなり、夕食もホテルから近いところで探しました。
選んだのはGrateful Head Pizza Oven and Beer Gardenというレストラン。
サラダとピザを食べましたが、ピザが思いのほか美味しかったので紹介しておきます。
まとめ
アーカンソー州ホットスプリングスについて紹介しました。
あまりメジャーな観光地ではありませんが、アメリカとしては意外と歴史があり、アメリカの温泉を体験することができます。
アメリカ駐在期間の初期に訪れる場所ではないと思いますが、メジャーな観光地に行き尽くした人や、アメリカの温泉を体験してみたい人におすすめです。