先日ロイヤルカリビアンの7泊8日 南カリブ海クルーズに参加してきました。
今回の記事では、クルーズ5日目に寄港したセントルシアのカストリーズについて紹介します。
クルーズや船については以下の別記事をご覧ください。
セントルシア
セントルシアはカリブ海に浮かぶ島国です。
高校の選択科目は地理だったので、世界地理には詳しい方だと思いますが、セントルシアは今回のクルーズ旅行まで知りませんでした。
セントルシアと言えば、一般的にはピトンだそうです。
ピトンとは、セントルシアの南西部にある山のことです。
正確には、標高743mの小ピトン(Petit Piton)、標高777mの大ピトン(Gros Piton)という双子の山からなります。
国産ビールの名前にも使用されるほど、セントルシアのシンボル的な存在で、世界遺産にも登録されています。
そして、セントクリストファー・ネイビスと同じく、セントルシアも台湾を国家承認している国の1つです。
カストリーズ
セントルシアの首都はカストリーズ(Castries)。
カストリーズのクルーズ港の周辺は、他の寄港地と同様、クルーズ客向けのギフトショップや免税店がありますが、その規模はバセテールやブリッジタウンよりも小さめでした。
クルーズ港周辺に、観光エリアは無さそうでした。
カストリーズのクルーズ港周辺では、台湾から援助された(と思われる)Wi-Fiが利用可能で助かりました。
ピトンツアー
ピトンはトレッキングもできるそうなのですが、私たちは海からピトンを眺めるツアーに参加することにしました。
申し込んだのはカストリーズの港にあるSmall Boats Ltd(上の写真参照)というツアー会社。
クレジットカードの明細には「Casa Del Vega」と表示されました。
客引きには1人$75と言われましたが、交渉した結果、1人$65までディスカウントして貰えました。
ツアー開始時間は11時ということで、クルーズ船内で簡単な軽食を取って、再度ツアー会社のブースまで戻ってきました。
そこから歩いて、Catamaranという双胴船に乗って出発です。
ツアー参加者は15人ほど。
一応、ガイドも付いていました。
カストリーズからピトンまでは1時間弱かかりましたが、揺れも少なく、気持ちの良い船旅でした。
船からはセントルシアの海沿いの風景や、たくさんのトビウオを見ることができました。
ちなみに、ガイドの話が本当であれば、セントルシアにはミック・ジャガーやジョージ・フォアマンの家があるそうです。
ピトンに到着したら、船は停止して写真撮影の時間があります。
標高は高くないものの、海のすぐそばに双子の山がある風景はレアだと思います。
ピトンは美しかったです。
スフリエール
ピトンを見た後は、すぐ近くのスフリエール(Soufriere)という街に到着しました。
ツアー参加者のうち、別料金を払って温泉や泥パック体験に行く人はスフリエールから車で移動します。
私たちを始め、温泉や泥パック体験に行かない人はスフリエールの街を散策して待つことになります。
セントルシア自体も田舎ですが、セントルシアの地方都市?であるスフリエールは更に田舎です。
1時間もあれば充分散策可能な規模の街ですが、古い教会、銀行、警察署、市場、ビーチ等があって、思ったよりも楽しめました。
Seashell Beach Restaurantというビーチすぐのレストランで軽食を頂きました。
地元料理だと言われた魚のすり身のフライ(名前を失念)は、可もなく不可もなくという感じでした。
レストランから見る、ビーチとピトンの景色が綺麗でした。
アンス・コチョン・ビーチ
スフリエールからカストリーズに帰る途中でアンス・コチョン・ビーチ(Anse Cochon Beach)に立ち寄りました。
船はビーチの沖合で停まり、自由に泳ぐことができました。
とても静かなビーチで、セントルシアの海で最も水が綺麗でした。
まとめ
カリブ海クルーズ5日目。
— コーギー (@corgi_1220) March 3, 2023
セントルシア🇱🇨これまでの寄港地の中で、最も緑が多い印象。
港のキャッチに勧誘されて、ピトン山クルーズツアーに参加。途中で立ち寄ったピトン山麓の町Soufriereは、なんとなく日本の田舎の雰囲気があって懐かしさを覚えました。 pic.twitter.com/nFnByilyMG
セントルシアには、カリブ海の美しい海だけでなく、ピトンという美しい山もあります。
他のカリブ海の国と同様、日本人には馴染みの薄い国ですが、自然が豊かでとても印象が良い国です。
そんなセントルシアを訪問予定の方に参考にして頂ければ幸いです。