【無料で振替可能?】アメリカ国内線に乗り遅れたらどうなったか【特典航空券利用】

アメリカの国内線フライトはよく遅延します。

正確な定時運航率は把握していませんが、私の体感では約50%の確率で遅延します(軽微なものも含む)。

そのため、1便目のフライトが遅延したので、乗継予定だった2便目に乗り遅れてしまうという事態は珍しくありません。

しかし、空港の搭乗ゲートに離陸予定時間の1時間前に到着していたにもかかわらず、搭乗予定のフライトに乗り遅れるという経験をしました。

その時の経緯と顛末を記録し、再発防止に努めたいと思います。

非常にレアなケースだと思いますが、万一同様の経験をしてしまった人がいれば、この記事を参考にして頂ければ幸いです。

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乗り遅れたフライトはアメリカン航空

刻々と遅延するアメリカン航空4595便

乗り遅れたフライトの情報は次の通りです。

  • フライト:アメリカン航空4595便(AA4595)
  • チケット:JALマイルで予約した特典航空券
  • 出発空港:コロンバス
  • 到着空港:ボストン

JALやANAのマイルを使用して、アメリカ系の提携航空会社(JALならアメリカン航空、ANAならユナイテッド航空)の特典航空券を予約するのは容易ではありません。

なぜなら、アメリカ系の航空会社がJALやANAの為に用意している特典枠の数が限定的だと思われるからです。

運良く空きが見つかったとしても、非常に使いづらいフライトであることがほとんどです。

しかし、先日のボストン&ニューイングランド旅行では、運良く往復ともJALマイルを使用してアメリカン航空の特典航空券を予約することができました。

ボストンの旅行シーズンは夏ということで、春先の3月はオフシーズンだった為だと思われます(実際、往復とも満席ではありませんでした)。

余談になりますが、旅行需要が激減したコロナ禍は状況が異なり、いずれも2020年のカンクン往復やイエローストーン旅行時のジャクソン往復はJALのマイルを使用することができました。

フライト遅延!からのまさかの乗り遅れ…

ボストンでロブスターロールとクラムチャウダーの予定のはずがコロンバス空港でハンバーガー

当日の経緯を時間軸でまとめると、次の通りです。

6:30 搭乗ゲート到着
7:30 AA4595 当初の出発予定時間
8:00 AA4595 1回目の変更後の出発予定時間
8:30 AA4595 2回目の変更後の出発予定時間
9:30 AA4595 3回目の変更後の出発予定時間
10:00 AA4595 4回目の変更後の出発予定時間
10:30 AA4595 5回目の変更後の出発予定時間
10:35 当日期限のミールバウチャー発行、スタバに向かう
10:45 AA4595 実際の出発時間
10:50 スタバから搭乗ゲートへ戻る

当初の出発予定時間の1時間前には出発ゲートに到着していたのですが、この日もフライトは当然のように遅延しました。

乗務員のシフトが乱れており、フライトに必要な乗務員を揃えられるまで出発できないとのこと。

待てど暮らせど乗務員は見つからず、AA4595の出発予定時間は小刻みに遅れていきました。

そんな中、当初の出発予定時間から3時間経ったところで、1人$12分のミールバウチャーがアメリカン航空から配られました。

発行されたミールバウチャーを確認すると、使用可能なのはコロンバス空港のみ、そして使用期限は当日限り。

夫婦で$24無駄にするのもアホらしかったので、機内持ち込み用の軽食を買うためにスタバに向かうことにしました。

この時点で出発予定時間は10:30から更新されていなかったのですが、ミールバウチャーが配布されたのだから、フライトはもっと遅延するだろうと勝手に思い込んでいました。

いつも通り、スタバは混んでおり、15分ぐらいレジで並んでいたと思います。

軽食を買って、ゲートに戻ると、カウンターのモニター表示は「CLOSED」。

我が目を疑いましたが、カウンターのスタッフ曰く、ミールバウチャー発行直後に乗務員が見つかり、すぐに出発してしまったとのこと。

何度も私たちの名前を呼んでくれていたようなのですが、コロンバス空港のスタバの店内は音楽が流れており、空港アナウンスは入りません。

午後便に無料で振替可能

そもそもフライトが3時間以上も遅延しているのだから、ほんの少し遅れたぐらいで予約客を搭乗させないのは痛恨の極みです。

とまでは言いませんでしたが、当初の出発予定時間の1時間前から搭乗ゲートで待っていたことも、ミールバウチャーが出発直前に配布されたことも、スタバには空港アナウンスが入らないことも伝えました。

しかし、ゲートクローズしてしまったフライトには乗せてもらえませんでした。

不幸中の幸いだったのが、午後のボストン行きフライト(AA4824)に無料で振り替えてもらえたことです。

他の航空会社のフライトも調べましたが、どれもAA4824よりもボストン到着が遅く、当然ながら有料です。

最終的にこの振替便に乗り、当初の到着予定時間から7時間遅れでボストンに到着しました。

特典航空券の振替便のマイルは加算

ラウンジの無い空港で8時間過ごすのはさすがに疲れました

マイルで予約した特典航空券は、通常マイルの加算対象ではありません。

しかし、JALマイルで予約した特典航空券のフライトに乗り遅れた後、無料で振り替えられたフライトについては、マイルが加算されていました。

ボストン&ニューイングランド旅行の初日に、旅行スケジュールの変更を余儀なくされたのは非常に残念でした。

しかし、マイルで予約した特典航空券で、マイルが貯められたのは非常に得した気分になりました。

まとめ

アメリカの国内線フライトに乗り遅れても、無料で振り替えてもらえました。

特典航空券のフライトに乗り遅れた場合は、振替便のマイルを貯めることもできました。

しかし、旅行スケジュールの変更を余儀なくされる可能性が高い為、フライトに乗り遅れないように注意することが重要です。

松井証券
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