オハイオ州には数多くの日系企業が進出しており、比較的多くの日本人が住んでいます。
その割に日本食レストランの数が少なく、平均レベルも決して高いものではありません。
私の生活圏内である州都コロンバスも例外ではなく、コロナ禍で日本人経営のお店が１軒閉業してしまったこともあり、まともな日本食レストランの数は非常に限定的となっています。
そんな日本食レストラン不毛地帯であるオハイオ州にも日本食ブームのトレンドが到来しつつあり、最近は特にラーメン店の出店が目立ちます。
麒麟 Kirin Noodle
オハイオの冬は厳しく、日中の気温が氷点下ということも珍しくありません。
寒い季節に食べに行きたくなるのはラーメン！
ということで、最近オープンした麒麟（Kirin Noodle）に行ってきました。
（お店自体はもう少し以前から存在していたようですが、本格的にラーメンの提供を開始したのは2021年頃のようです）
入口の看板には「Homemade Ramen」「Made daily」という記載があり、期待感を抱かせます。
店内に入るとすぐにレジがあり、日本人ではないアジア系の店員さんに、フードコートのように事前に注文するスタイルです。
入店前に抱いた期待感が少し下がってしまいましたが、醤油ラーメンと担々麺（それぞれ煮卵を追加）を注文すると、10分ほどでテーブルに運ばれてきました。
自家製の麺が美味しい！
まずは奥様が注文した醤油ラーメン 煮卵トッピング。
見た目は正直あまり良くありません。
このお店もハズレか・・・嫌な予感がよぎります。
ところが、スープを飲んでみると、あっさりしていて思ったより普通に食べられます。
日本のスキー場やサービスエリアで食べるラーメンのイメージかと思います。
そしてポジティブサプライズはラーメンの麺！
どこまで「Home Made」なのかわかりませんが、アメリカの中ではかなり美味しい方だと思います。
一方で、以下の点は改善の余地ありです。
- チャーシューが大き過ぎる
- Soft Boiled EggがHard過ぎる
- メンマが美味しくない
担々麺がおすすめ！
そして、私が注文した担々麺 煮卵トッピング。
こちらの見た目も決して良くはありません。
でも食べてみると、この担々麺は悪くない、というか食べ進めるにつれて美味しくなってきます。
スープ自体は少しだけ辛いのですが、ひき肉の甘さが良い感じに中和しており、非常にまろやかです。
そして自家製の麺もやはり美味しいです。
改善点を挙げるとすると、煮卵が全くSoft Boiledでは無いことぐらい。
次回は担々麺をトッピング無しでリピートしてみたいと思います。
アクセス
店舗裏に駐車場有。
