今年のサンクスギビング休暇は、5泊6日でジャマイカのモンテゴベイ(Montego Bay)に行ってきました。
宿泊したのは、ハイアット・ジラーラ・ローズホール(Hyatt Zilara Rose Hall)。
アダルトオンリーのオールインクルーシブホテルです。
今回の記事では、2年前にメキシコで宿泊したヒルトン・プラヤデルカルメン(Hilton Playa del Carmen)とも比較しながら、ハイアット・ジラーラ・ローズホールについてレビューしていきたいと思います。
ジャマイカ・モンテゴベイ
カリブ海のリゾート地と言えば、日本人にとってはカンクンが圧倒的に有名です。
アメリカやヨーロッパでは、モンテゴベイも一大リゾート地として知られています。
実際、モンテゴベイでは1人も日本人を見かけませんでしたが、モンテゴベイの空港にはアメリカやヨーロッパから多くの観光客が来ていました。
多くの観光客が到着したことに加え、お粗末なオペレーションも手伝って、モンテゴベイ空港の入国審査は1時間以上かかりました。
ちなみに、ジャマイカの首都はキングストンですが、キングストン空港よりもモンテゴベイ空港の方が利用者数が多いそうです。
ハイアット ジラーラ ローズホール
ハイアット ジラーラ ローズホールは、ジャマイカ最大のリゾート地であるモンテゴベイにあるアダルトオンリー(18歳以上)のオールインクルーシブホテルです。
同じ敷地内には、子連れでも利用できるハイアット ジーヴァ ローズホールもあります。
どちらのホテルに宿泊しても、敷地内の多くのレストランや設備は利用可能です。
レストランの一部はアダルトオンリーになっており、プールやビーチはアダルトオンリーと子連れ可能がエリア分けされています。
アクセス
モンテゴベイ空港の到着ロビーにハイアットラウンジがあり、ホテル・空港間の送迎を依頼することができます。
2022年11月時点で、料金は大人1人あたり片道$19.5、往復$38でした。
別の送迎業者やタクシーの方が安いという情報もありましたが、ホテルの宿泊費用をポイント利用で抑えられたこともあり、ハイアットラウンジで往復とも送迎をお願いしました。
所要時間は片道10~15分ほどだったと思います。
客室
ハイアットポイントを利用した特典宿泊だったこともあり、部屋は一番ランクの低い「LPゲストルーム」と言う部屋でした。
記憶が正しければ、部屋番号は1504。
部屋の家具はベッドが2つ、丸テーブルが1つ、ソファが1つ。
浴室はシャワーとバスタブが分かれているタイプ。
洗面台が2つあるのはポイントが高かったです。
バルコニーからは、ハイアット ジーヴァのプールが見えました。
ミニバーの中身は次の通り。
- Red Stripe(ジャマイカのビール)
- Presidente Light(ドミニカ共和国のビール)
- コーラ
- コーラ ゼロシュガー
- スプライト
- 水
オールインクルーシブなので無料で飲み放題(持ち帰り放題?)です。
Red Stripeはラガータイプで個人的に好みではありませんでした。
Presidende Lightはよく飲みましたが、どうせならジャマイカのビールをもっと置いてほしかったです。
レストラン
オールインクルーシブなのでホテル内のレストランでは、どのメニューも無料です。
一部のワインや特別な料理には追加料金がかかります。
ホテル内のレストランの詳細については別記事でまとめているので、以下ご覧ください。
ホテル設備
プライベートビーチはジラーラ側がアダルトオンリー、ジーヴァ側が子連れ可能となっており、明確にエリア分けされています。
ジラーラ宿泊者はどちらのビーチへもアクセス可能ですが、海で泳ぐなら圧倒的にジーヴァ側がおすすめです。
ジラーラ側はビーチサイドでくつろぐのは静かだと思うのですが、ビーチの砂に石や貝殻が多く含まれており、足の裏がすぐに痛くなりました。
プールは賑やかで写真映えするのがジーヴァ、静かなのがジラーラです。
ジラーラのロビー前のエリアは午後日陰になるので、午前中のうちに場所取りをして、午後にビーチチェアでくつろぐという生活を送っていました。
ジーヴァのプールサイドにある卓球とコーンホールも楽しかったです。
卓球もコーンホールも炎天下でやると汗だくになります。
その後に入るプールは最高でした。
ジムはジラーラの横にあります。
アパート備え付けのジムは年に数回しか行かないのですが、5泊6日の滞在中3回もハイアットのジムを利用しました。
折角のオールインクルーシブなので、お腹を空かせたいのです。
マシンが充実しており、タオルやボトルの水はジムに備え付けられているので手ぶらで利用することができます。
ヒルトン プラヤデルカルメンとの比較
ハイアット ジラーラ ローズホールは人生2回目のオールインクルーシブホテルでした。
人生初のオールインクルーシブは2年前(2020年末~2021年初)に宿泊したヒルトン プラヤデルカルメンでした。
どちらも国やホテルブランドは違えど、カリブ海のアダルトオンリーのオールインクルーシブホテルです。
どちらのホテルもポイント宿泊で、非常に満足していますが、4つのポイントで比較してみたいと思います。
海とプール
風強くて波高いけど、半袖短パンで過ごせるのは最高かと。 pic.twitter.com/TzDltsqlML
— コーギー (@corgi_1220) December 30, 2020
今日はリラックス🏝 pic.twitter.com/5r7NGHvtFV
— コーギー (@corgi_1220) November 27, 2022
モンテゴベイもプラヤデルカルメンも等しくカリブ海に面しています。
当然ですが、海はどちらも非常に綺麗です。
プールもどちらもリゾート感があり、リラックスできました。
従って、海とプールに関しては、どちらも甲乙つけがたく、控えめに言って最高でした。
レストラン
ヒルトン プラヤデルカルメンにもハイアット ジラーラ モンテゴベイにも、ホテルの敷地内にある複数のレストランを利用しました。
食事に関しては、ハイアット ジラーラ モンテゴベイに軍配が上がります。
あくまで個人的な好みですが、ハイアット ジラーラ モンテゴベイの圧勝でした。
ハンモック
ヒルトン プラヤデルカルメンは全室バルコニーにハンモックが備え付けられていました。
滞在中は毎日ハンモックに揺られていたものです。
そのため、オールインクルーシブと言えば、ハンモックという頭がありました。
しかし、ハイアット ジラーラ モンテゴベイにはハンモックがありませんでした。
ハンモックという点では、ヒルトン プラヤデルカルメンの圧勝でした。
ホテル周辺
ヒルトン プラヤデルカルメンは街の中心にあるため、徒歩で散歩ができました。
カンクン程ではありませんが、プラヤデルカルメンもそれなりに栄えており、お土産ショップや薬局、旅行会社などに気軽にアクセスできました。
一方、ハイアット ジラーラ モンテゴベイの周辺には、他のリゾートホテル以外何も無く、散歩に適しません。
観光するにはホテルでタクシーを呼んでもらう必要があります。
1~2kmしか離れていないゴルフ場や小さなショッピングモールまで往復$40、モンテゴベイの中心部(ヒップストリップ)まで往復$80と言われました。
従って、ホテル周辺環境としては、ヒルトン プラヤデルカルメンに軍配が上がります。
まとめ
ハイアット ジラーラ ローズホールについて紹介しました。
今後ハイアット ジラーラ&ジーヴァ ローズホールに宿泊予定の方だけでなく、ヒルトン プラヤデルカルメンに宿泊予定の方、カリブ海方面への旅行を検討している方に参考して頂ければ幸いです。